【調味料の保存方法】賞味期限や容器への保存の仕方を徹底解説

調味料を無駄なく使いこなすには、その調味料の保存方法や賞味期限などを理解しておくことが一番の近道でしょう。
今回は調味料の保存方法や、一般的な賞味期限を紹介させて頂きます。
塩.砂糖
こちらの二種類は品質の変化が少ないために、賞味期限が決められていないケースが多いです。
湿度に弱いことが欠点で密閉性の高い容器にて保存すると良いでしょう。
また、食パンをちぎって一緒に入れると、食パンが水分を吸収してくれます。
だいたい4?5時間程度で食パンが水分を取ってくれますので食パンは翌日には取り出しましょう。
醤油
賞味期限は一ヶ月と短めなので、家庭では小さなボトルを購入するのがおすすめです。
冷暗所での保存よりも、冷蔵庫での保存が品質劣化を抑えるのには効果的です。
また、空気との接触で品質の劣化が進むので、詰め替え用の容器に少しずつ移して使うのが理想的です。
酢
穀物酢、米酢などの純粋な酢は、防腐作用が強く冷蔵の必要はありません。
しかし、ポン酢や果実酢などの加工品は冷蔵で保管しましょう。
開封後はどちらも1年以内と、賞味期限は長めです。
また、賞味期限が過ぎても食器や洗面台などの水垢取りとしても使えます。
みそ
みその賞味期限は3?6ヶ月とばらつきはありますが、保存方法は変わりません。
変色と風味の劣化を防ぐため、みそ表面を平らにしてラップを密着させて密閉状態で保管します。
また、みその融解温度は約-20℃と低いため、冷凍保存も美味しく保存するためのコツです。
以上は料理の基本といわれる調味料です。
しかし、家庭で使う調味料はもう少し多いと思います。
味醂、料理酒、麺つゆ、ケチャップ、マヨネーズの保存方法なども紹介させて頂きます。
みりん
みりんには、本みりんとみりん風調味料との二種類があり、賞味期限の目安と理想的な保存方法のいずれも異なります。
本みりんの賞味期限は、開栓後3ヶ月程度。対してみりん風調味料は、開栓後1ヶ月程度と短めです。
本みりんの保存方法は、冷暗所にて保管。
みりん風調味料は冷蔵庫にての保管が理想的です。
料理酒
料理酒とは、不可飲処理を施してある日本酒です。
基本的に日本酒には賞味期限は無いのですが、料理酒には開栓後2ヶ月程度という目安があります。
きちんと栓をして高温多湿を避け、冷暗所にて保存をすると良いでしょう。
麺つゆ
こちらは、意外にも保存料などが使用されていないものが多く、
ストレートタイプで開栓後3日程度。濃縮タイプでも3週間程度と短めです。
生ものと同じなので、冷蔵保存が必要です。
ケチャップ
ケチャップの賞味期限は開栓後1ヶ月。こちらも実は短めです。
成分上の問題で冷凍保存はできず、冷やし過ぎもよくはありません。
冷蔵保存が理想ではありますが、温度の低すぎない冷蔵庫の扉ポケット部分に保存すると良いでしょう。
マヨネーズ
賞味期限は冷蔵保存にて開栓後1ヶ月。
0℃以下で油が分離するため、ケチャップと同じく冷蔵庫の扉ポケットでの保管が理想的です。
また、保存の際は酸化を極力防ぐため、チューブの空気を抜いて保存するように心がけると良いでしょう。
以上が家庭で使う調味料の主役では無いでしょうか?
調味料の賞味期限を理解することで、管理も楽になることでしょう。
また、料理用の酒は料理酒にこだわらず、普通の日本酒を使用すると賞味期限などの心配も無くなるでしょう。
麺つゆに関しても、必要な時に必要な分だけ作るようにすれば、
自宅の調味料のストックも抑えることができることと思います。
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