女性におすすめの脇汗対策!汗の臭いとシミを抑えるグッズを紹介

脇汗に悩む女性必見!2つの対策方法はコレ
脇には「エクリン腺」と「アポクリン腺」という2つの汗腺があり、体の中で特に汗をたくさんかきやすい部位なので、しっかりと対策したいところ。
そんな気になる脇汗の悩みを解決するための対策は、大きくわけて2つあります。
①そもそも汗を出なくする
②出た汗を対処する
自分がどちらの対策をするべきかは、どのような原因で汗が出ているかによって判断できます。
まずはそれぞれに当てはまる具体的な対策方法を紹介します。
気温の変化による発汗が原因
夏になると汗をかきやすい原因は、暑さによるもの。
太い血管が通る脇の下や首には多くのエクリン腺があり、体温調節の役割を担っているため、気温の変化によって必然的に汗をかきやすくなります。
よって、気温の変化による発汗が原因だと考えられる場合は、②の対策のみで効果が期待できます。
体の内側の状態による発汗が原因
気温の変化だけでなく、精神的要因や生活習慣の乱れが原因だと考えられる場合は、②と合わせて①の対策も重要です。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、緊張や興奮しているときは汗を出す命令を発している交感神経が優位になるため、ストレスを感じやすい状態になることで、気温の変化に関係なく脇汗が増えてしまいます。
また、食生活の乱れや睡眠不足、運動不足などにより更年期でなくてもホルモンのバランスが乱れてしまい、交感神経優位の状態が続き、発汗量が多くなったり臭いが気になったりしてしまうことがあります。
ただし、そもそも汗を出なくするための対策はすぐには効果が反映されません。
①の対策が必要な場合は、まずは②の出た汗の対処をしながら、汗を出なくするための対策も同時にスタートさせるのが理想です。
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出た汗を対処するグッズの中でも、発汗を抑える制汗剤と臭いを抑えるデオドラント剤の成分が配合された『制汗デオドラント剤』は、ひとつは持っておきたいアイテムです。
脇汗パッドや防止スプレーは、汗を抑えるというよりは服への汗ジミ防止のために役立つグッズなので、制汗デオドラント剤と併用するのがおすすめです。
指圧バンドは、胸の上部にバンドを巻きつけることで締め付け効果とツボ押し効果で脇より上の発汗を抑える、舞妓さんが化粧崩れを防ぐために取り入れている昔ながらの方法です。
ある程度の発汗は抑えられる可能性があるものの、残念ながら制汗デオドラント剤のような効果や効能には及びません。
なので、手軽に汗を抑えられて消臭が出来る制汗デオドラント剤が、出た汗を対処するためにはNo.1のアイテムといえます。
制汗デオドラント商品はひとつは持っておきたい定番人気の脇汗対策グッズであり、種類や価格もさまざまです。
デオドラント効果のある無香料のものから香り付きのものまで揃っていて、自分の好みに合ったものを選べるのもうれしいところ。
また、形状も豊富にあり、脇汗の量や臭いの強さ、TPOに合わせて上手に使い分けることができます。
タイプによって使い方や効果などが違うため、それぞれの主な特徴を紹介します。
・スプレータイプ
サラサラ感とひんやり感を得ることができ、外出先でもワキ周辺から全身まで使用できる手軽さと速乾性が人気です。
汗の水分をしっかりとふき取り、ワキを乾燥した状態にしてから使用すると効果的です。
・ロールオン/スティックタイプ
容器を肌に直接当てて塗り込むタイプなので手を汚しません。
皮膚に密着させられるので、ひと塗りで長時間の効果が期待できるのが魅力です。
・クリーム/ジェルタイプ
手で直接塗り込むタイプなのでケア方法には一手間かかりますが、皮膚にしっかりと密着するため効果の持続性は高くなります。
ロールオン/スティックタイプと同様、汗止め効果と持続時間の長さが特徴です。
・ウォータータイプ
全身にシャワー感覚で使うことができ、寝起きのベタつき対策やスポーツの後にも使いやすいおすすめ商品です。
汗と臭いの不快感がサッパリと解消され、全身に香りを付けたい時にも効果的です。
・シートタイプ
汗と臭いをサッパリと拭き取ることで、皮膚を清潔に保ち手軽にリフレッシュできます。
デオドラント剤を塗る前にシートで汗と臭いを拭き取り、臭いケア効果をアップさせるのもおすすめです。
制汗デオドラント剤をタイプに比較
制汗デオドラント剤を選ぶときには、自分が求める効果が期待できるタイプかどうかを見極めることが重要です。
そこで、汗を止めてくれる効果があるか、どのくらい効果が持続するかなど、脇汗に悩む女性たちにとって押さえておきたいポイントを比較しました。
汗止め (制汗) | 持続性 | コスパ | 使いやすさ | 総合評価 | |
---|---|---|---|---|---|
スプレータイプ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
ロールオン/ スティックタイプ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
クリーム/ ジェルタイプ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
ウォータータイプ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
シートタイプ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
スプレータイプ、ウォータータイプ、シートタイプは、コスパは良いものの出た汗に対処するための側面が強く、出る汗を防ぐ効果を期待するならおすすめできません。
それに対して、ロールオン/スティックタイプ、クリーム/ジェルタイプは、商品価格自体は他のタイプより高いものの、汗止めの役割が強い上に持続性も抜群。
使い始めは1日に1回、それ以降は1日1回未満の使用でOKのアイテムもあり、長い目で見るとむしろお得とも言えます。
ただし、クリーム/ジェルタイプはロールオン/スティックタイプよりも比較的高価な商品が多い傾向にあり、使用するときには手が汚れてしまいます。
総合評価としては、制汗効果と持続力に優れていて手軽に使用できる『ロールオン/スティックタイプ』の制汗デオドラント剤がイチオシという結果になりました!
体の内側からの脇汗対策法をしよう!
脇汗の悩みを根本から解決するためには、日常生活を見直す必要があります。
偏った食生活が続くとホルモンバランスが乱れ、脇汗や臭いに影響してしまいます。
脇汗が増えやすく臭いも強くなりやすい、動物性たんぱく質やインスタント食品、脂質の多い食事などを控え、大豆などの植物性たんぱく質や野菜、果物を多く取り入れたバランスの良い食生活をすることが大切です。
・質の良い睡眠と適度な運動
睡眠不足と運動不足もよくありません。
睡眠時間が足りないとホルモンバランスや自律神経が乱れる原因になる上に、基礎代謝の低下を招いて全身からの発汗が抑制されるため、汗の出口が脇に集中してしまう可能性も。
運動不足になるとホルモンバランスが乱れ、汗をかかない生活を送っていることにより汗腺が全身休眠状態となるため、汗を出す必要がある時に汗腺の活動が活発な脇からの発汗が増えてしまうのです。
日頃から十分な睡眠時間を確保し、適度な運動を習慣にすることを心がけましょう。
・リラックスする
知らず知らずのうちに仕事や家事、育児を頑張りすぎていて、ストレス状態にあるケースも珍しくありません。
常にストレスを感じる状態にいると交感神経の働きによって汗の量が増えてしまうため、リラックスをして副交感神経を優位にすることが重要です。
脇汗悩みを解消するためにも、日常的にリラックスタイムを取り入れるようにするのもポイントです。
脇汗が気にならない服の選び方
せっかくオシャレをしても、脇の汗ジミが目立ってしまったら気分も下がってしまうもの。
そんな時のために、汗を出なくするためのアイテムや出る汗を抑えるアイテムの使用とともに、服選びに気をつけるとさらに安心です!
実は、衣類の素材や色、柄、形によって汗ジミが目立ちやすいもの、目立ちにくいものがあります。
脇汗が気になる季節のシャツやブラウスなどは、予防策として汗ジミを目立たせないコーディネートを意識しましょう。
汗ジミが目立ちやすい服
- 素材:綿、麻、ウール
- 色:原色系(赤・青・緑)、グレー
- 柄:無地
- 形:脇にピッタリと接着している
汗ジミが目立ちにくい服
- 素材:化学繊維(レーヨン・ポリエステルなど)、サテン、シルク
- 色:白、黒
- 柄:ボーダー柄、細かい柄
- 形:脇がゆったりとしている、脇の位置に生地が当たらない
気になるニオイの原因の理由とは?
エクリン腺とアポクリン腺の2種類の汗腺のうち、どちらから出ている汗かによって臭いが違います。
エクリン腺から出る汗は無色透明で、そのほとんどが水分です。
それに対して、アポクリン腺から出る汗は白っぽくて粘り気があり、乾くと独特の臭いを放って黄色い汗ジミをつくります。
みんな脇には2種類の汗腺があるため、汗をかいたときにアポクリン腺から多少の汗が出るのは自然なこと。
しかし、ワキガの場合はアポクリン腺から出る汗の量が多くなり、脇汗の量や臭いが強くなります。
自分自身の体臭には気づきにくい人も少なくありません。
発汗量が多く白っぽい場合や、洗濯しても服に独特な臭いや黄色いシミが残ることがよくある場合は『ワキガ(脇臭)』の可能性もあるので注意が必要です。
遺伝が原因の脇汗の対処法
脇汗と臭いが強いのは、ワキガ体質による遺伝的要素が原因の人もいます。
遺伝的な体質が原因のケースでは、脇汗対策グッズにより症状を軽減させることは可能です。
①②の対策の並行で抑えられるケースもあるけれど、人によっては医療機関で根本治療をしないと対処できないケースも。
こまめなケアや対策を心がけても、制汗デオドラント剤では抑えられないほどの多量の汗と強いワキガ臭があることも珍しくありません。
アポクリン腺は誰にでも存在する汗腺ですが、ワキガの人はアポクリン腺の数が多く存在しているという点が違いです。
ここでは、遺伝が原因による場合の対策として注目されている方法を紹介します。
医療機関での治療法
・手術
手術によってアポクリン腺の汗腺を除去することで、根本からワキガを治すことができます。
症状や程度によって対応できる手術方法がいくつかありますが、基本的には保険適用外となるためお金がかかってしまいます。
また、手術内容によっては傷跡が残ってしまうことなどもあるため、事前にデメリットを把握しておく必要があります。
・ボトックス注射
手軽で安全性の高い治療法として話題なのが、ボトックス注射です。
ボツリヌス菌から抽出した成分を注射して、筋肉の動きを抑制することで脇汗を抑えます。
ただし、効果は一時的なものでワキガを完治させる治療法ではありません。
完全にワキガを治すには手術をする必要がありますが、程度によっては塗り薬や飲み薬、ボトックス注射、レーザー照射などの治療で効果的に症状を抑えられるケースもあります。
自己判断で治療法を決める前に、まずは専門医(主に皮膚科)に相談してみましょう。
あなたは対策できてる?脇汗改善チェックシート
□持続性が高く汗止め効果のある制汗デオドラント剤を使っている
□脇汗対策のためのサプリメントを飲んでいる
□バランスの良い食事を心がけている
□適度な運動をしている
□質の良い睡眠がとれている
□リラックスできる時間を持てている
□汗ジミが目立たない服を選んでいる
□脇汗について悩み過ぎていない
チェック項目のすべてがクリアできていれば、あなたの脇汗対策はバッチリです!
また、食事や運動など生活習慣の改善がなかなかできていない人も、サプリメントを飲んでいればサポートしてくれるので安心です。
脇汗対策でまず重要なのは、原因が何かを探ること。
その原因に応じてベストな対策をとることが脇汗改善には大切です。
そして、汗をかいてしまうことを必要以上に悩まず、正しく対処することが改善への近道になります。
おすすめの脇汗対策グッズを賢く上手に活用して、毎日を快適に過ごしましょう。
記事を書いた人

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