トイレトレーニングを成功させる方法は?開始時期と進め方ガイド

トイトレを考え始めたママへ、子どもの成長や発達に合った目安の時期や、トイレトレーニングを始めやすいタイミングを紹介しています。ついやってしまいがちなNGや、失敗に備えた対策も説明しています。気を引くアイデアやアイテム・声がけのきっかけなど、ストレスをためずにオムツ卒業しましょう!
子育て
西村史子
西村史子 (にしむら ふみこ)
子育て悩み相談専門カウンセラー

トイレトレーニング開始の目安

2歳児(満3歳児)クラスや来年幼稚園入園予定の場合は、おむつをはずしてきてくださいと要望をする園も多くあります。
生まれ月の関係もあるので必ずとはいえませんが、入園前の春から夏の暖かい時期に始めてみると良いですね。

トレーニングを開始する時は、以下の順で進めると進めやすいです。

  1. トイレに興味を持たせる
  2. おしっこやうんちの表現方法を伝える
  3. トイレにまたぐ習慣をつける
  4. トイレに誘い、おしっこが5割程度タイミングよくできるようにすなる
  5. ウンチ出る、おしっこ出ると伝えることができるようにする
  6. トイレで5割は成功するようになる
  7. おむつをはずして下半身裸で過ごす
    (これはやってもやらなくても良いです)
  8. おむつからパンツにする
  9. 自分からトイレに行くと言えるようにする
  10. 誘わなくてもトイレでおしっこをすることができるようにする

※衣服の着脱も一緒に教えていけば、自分で全てできるようになるまでに時間が短縮されます。

トレーニングを始める子ども本人の目安

表現できる自分の意思を言葉や行動で示すことができる。
指示を聞き行動できるティッシュ取ってきてと言ったら、取ってきてくれるなどこちらの簡単な指示を聞き取り行動できる。
意味がわかるおしっこは?と聞くとシーシー、チッチと言ったり、おむつを押さえるなどおしっこ、うんちの意味がわかっている。
スムーズに歩ける自由に歩き回れるようになってから。
その他トイレに興味を持って覗き込む。
ママやパパと一緒にトイレに入りたがる。

事前準備

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  • 幼児用補助便座、トイレ用踏み台、おまる
  • トイレの場合は見本を見せやすく意識付けもしやすいので、幼児用補助便座を購入される方が多いようです。

    おまるの場合は行きたいと思った時にすぐ座ったり、座らせたりできるという利点があるので併用もいいですね。
    誘いやすい好きなキャラクターもの、おしっこに集中しやすいシンプルなものとその子に合ったデザインを選びましょう。

トレーニングの意識付け

  • 絵本を利用する
    トイレを題材にしたものを読んであげましょう。
  • 興味を示して楽しんでいるようなら「おうちのトイレはどこ?」などと会話して実践につなげていきましょう。
    『のんたんおしっこしーしー』『ひとりでうんちできるかな』などがオススメです。

  • トイレで何をするのかを見せる
  • トイレがどんなものであるのか、排泄と繋がりがあることを理解させるために、見せて知らせていきましょう。
    子どもは五感すべてで感じ取っていきます。

トイレに誘うタイミング

声掛けのタイミングは時期によって頻度を変えていきましょう。

  1. お風呂に入る前
  2. 裸になったら必ずトイレに誘って座る習慣をつけましょう。
    何も言わずに行けるようになるまでに1ヶ月ほどかかる事が多いですが、毎日習慣をつけるように頑張りましょう。

  3. 何かをした後
    • 朝起きてすぐ
    • 外から帰って来た時
    • ご飯を食べたあと
    • 絵本を読んだあと

    何かをした後に行く習慣をつけ、トイレでおしっこをする頻度を高めます。
    出ても出なくても良いので、○○をしたらトイレに座るという条件を徹底しましょう。

    習慣化するのに2ヶ月ほどかかる事が多いですが、根気強く続けてください。

  4. 何かをする前
    • 出かける前
    • 夜寝る前
    • ご飯食べる前

    何かをする前に行く習慣をつけます。
    「おしっこしーしーだね」などと絵本の内容を利用するようにすると良いでしょう。

    ここでは尿意をコントロールする練習のイメージです。

効果的な声掛け

  • ついでだし!
  • 手を洗う、服を脱ぐついでに

  • ○○したから!
  • 起きたから、帰ってきたから、食べたから

  • ○○(アンパンマン)が待ってるよー
  • キャラクターのついた補助便座などを使用

  • ○○も△△みたいにトイレに行ってみようか?
  • トイレ関係の絵本など、主人公のようにやってみようよと誘う

  • これから○○だから、トイレ行こうね
  • ママ(パパ)トイレ行くから、一緒に行こうよ

切り上げのタイミング

20秒程度は待ってから「出ない?」と聞いてみましょう。
出なさそうなら「じゃあ、あと10数えようか」「○○の歌が終わるまでしようか」などとわかりやすい表現で区切りをつけると良いでしょう。

もしお子さんが「もう少し!」と言ったときには、待ってあげてください。

誘っても全身で大泣きする時には無理にさせなくても良いでしょう。
どのような子供でも、一度は断りたくなるものですからそんな時は次回を待ちましょう。

やめる勇気も必要

何度誘ってもいつものけぞって嫌がるなど、どうしようもない状況が一週間も続いているなどの場合は一度トレーニング自体を中断してみましょう。

おむつを外してみたけど失敗ばかりする場合は、一旦おむつに戻してもいいかもしれません。

誰でも失敗ばかりしていたら「よし!次も頑張るぞ!」とは思えなくなったり自尊心を傷つける事になります。
1ヶ月ほどたってから再度挑戦してみましょう。

その間は外遊びや体を使った遊びを中心に考え、体力を向上させることを主に考えて行動するとより次回のトレーニングがスムーズに行いやすいので試してみてください。

成功した時・失敗した時に掛ける言葉とリアクション

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成功した時

  • おしっこ出たね!と拍手
  • やったね!とハイタッチ

とにかく一緒に喜ぶこと、喜びを満面に表すことが重要です。
ママに喜んでもらえることは子供によって最大のやる気につながります。

失敗した時

  • 出たね、大丈夫だよ

失敗して気を落としているのは子ども自身ですから、後処理をしながら言ってあげましょう。
暖かく包み込むような感じで「また頑張ろう」と思えるようにしてあげてください。

うまくいっていたのに失敗が続く時

引っ越した・保育園に通い始めた・同居する人が変わった・下の子が生まれたなど、住環境の変化は子どもに大きく影響します。

その関係で、今までうまくいっていたトレーニングが失敗ばかりするようになることもあります。
そのような時は心境に大きな変化が起こっているのだと理解し、見守ってあげてください。
しばらくして安定し始めるとまたうまくいきはじめるようになりますので、気長に根気強く付き合ってあげてくださいね。

絶対にしてはいけない親がやりがちな事

  • 「でちゃったね」という声掛け
  • これは「うまくできなくてダメだった」という意味を示していますから、子供によっては傷つく原因になります。
    おしっこが出たねという事実だけを伝えてあげましょう。

  • 子供のサインがあったのに、トイレに連れて行かない
  • 「トイレ行くー」と遊び半分で言っていると思い連れて行かないことがありませんか?
    その時にタイミングよく出るかもしれませんし、成功すればさらなる意欲に繋がるかもしれません。

    「また?」と思わずに、連れて行ってあげてくださいね。

  • 「なぜできないの?」と理由を聞く
  • 成長とともにコントロールできるようにならなければ成功しないので、聞いても意味がありません。

  • やる気を削ぐ言葉がけをすること
  • 『トイレができるとお兄ちゃんだね』とか『トイレができるとかっこいいよね』などと聞きますが「あ、そうだね!」と思うか「僕はお兄ちゃんになれないんだ」と落ち込むかは、お子さんによって受け取り方が違います。
    様子をみて適切な言葉がけをしてあげてください。

ママのお悩みトイトレQ&A

保育園のトイトレはいつから行うのですか?
0歳から始めるところや3歳になってから始めるところなど園によって様々です。
だいたいの園が3歳になるクラスから始める場合が多いですが、一斉ではなくお子さんに合わせて行う場合が多いです。
保育園ではできるのに家ではできたことがありません。どうすればいいですか?
その子特有のタイミングがありますから、どのようにいつ誘っているのかなど保育園に詳しく聞いてみてください。
同じような方法を家でも試しましょう。
トレーニングパンツ・布おむつ・紙おむつはどう使い分ければいいですか?
紙おむつは外へ遊びに行く時や夜眠る時、トレーニングパンツと布オムツは家にいる時に使用すると良いでしょう。

トレーニングパンツは紙おむつとあまり変わらないという意見や、布オムツはお子さんが脱ぎ着しにくいということもありますので好みによって選ぶと良いと思います。

トイレットペーパーを出す・水を無駄に流すなど、おまるやトイレで遊びをやめない時はどうすればいいですか?
「ジャージャーは1回だけね」や「トイレをした時に流すんだよ」などと軽く諭して、すぐにトイレの外へ出すなどの方法で対処しましょう。
水もペーパーも同じです。

2歳後半になればこちらの意思はきちんと伝わるので「ここはおしっこやウンチをするところだよ。遊びはお部屋でしようね。」と伝えましょう。

上手く進んでいたのに遊びに夢中になるともらしてしまいます。
遊びに集中しすぎてトイレに行くことに意識が向かず「ここで我慢する」という意思決定ができない事が原因です。

まだまだ「遊び」と「トイレ」を天秤にかけることは難しいようですね。

うんちだけがうまくいかないのはどうすればいいの?
便意は尿意に比べ消えやすいため、すぐに座れるおまるを試すのも一つの方法です。

トイレで足がつかないと踏ん張れずにうまくいかない時があるので台を置いて足のぶらつきを改善しましょう。

西村先生の伝えたいこと

保育園と情報を共有しましょう
保育園に通っている場合は園とともに進めていくことが大事です。
保育士さんからトレーニングの話が出たら保育園での取り組みを聞き、自宅でも同じ方法で進めると成功しやすいです。

逆に家でうまく行った時のことも保育士さんに伝えておくと、うまく気持ちを乗せてくれる事もあるかもしれません。
様々なことを共有して子供の意欲増進につなげていってください。

どんなことも子どもの様子を見て決めましょう
子どもはそれぞれ違いますから100人いたら100人分のトイレトレーニングがあります。
おむつはずしを拒否する時の仕草や、やりたくない理由などもそれぞれ違うので、褒め方・おだて方・ 意欲付けの仕方などお子さんの状態や性格を考慮して決める必要があります。

ここで頑張ってさせる方がいいのか、それともやめたほうがいいのかは親が決めることです。
ママは我が子への愛情とこれでいいんだという自信を持って接してあげましょう。

この記事のまとめ

  • トイレトレーニングは意思表示ができ、自由に歩けるようになってから始めましょう。
  • 事前に失敗対策をしておけば負担が減らせます。
  • トイレに誘う時は時間でなくタイミングで誘いましょう。
  • 誘いを断られたら次回の機会を待ちましょう。
  • 成功した時には大喜びし、失敗した時にはさらっと流して次を頑張れるようにサポートしましょう。
  • 子供それぞれに進度があるので焦りません。

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記事を書いた人

西村史子
子育て悩み相談専門カウンセラー
西村史子 (にしむら ふみこ)
ママの心を軽くするカウンセラー!これまで培った技術や経験を基に独自に開発した、上手な子どもとの関わり方を教えています。
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