予防接種の種類って?子供が定期接種を行う時期と間隔を知ろう!

子どもの予防接種の具体的な内容について紹介します。受けたほうがいい定期接種を知っておきましょう。
子育て
西村史子
西村史子 (にしむら ふみこ)
子育て悩み相談専門カウンセラー

こちらでは定期接種と任意接種の具体的な疾病について、それぞれの予防接種の内容や最適な接種時期などについてお話しします。

予防接種の具体的な種類と、接種を行わなければならない時期や回数を知っておく必要があります。

1.四種混合
第一期:ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ
第二期:二種混合(ジフテリア、破傷風)
2.BCG(結核)
3.MR(麻しん・風しん)
4.日本脳炎
5.Hib感染症
6.小児肺炎球菌感染症
7.ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん)
8.水痘(みずぼうそう)

四種混合

注射器とワクチン
平成24年11月1日より定期接種になりました。

それまでは三種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風)だったのですが、ポリオの不活性化ワクチンを同時に接種するものに変わったのです。

四種混合になってからは、予防接種回数も減りました。
ワクチンを同時に接種できるため、計4回減ったことになります。
(ポリオワクチンが計四回接種しなければならないため)

注意点

百日咳は日本においてかかる確率が非常に高い病気です。
小児の場合、チアノーゼ(呼吸ができなくなるために顔が青紫色になること)を起こすこともあり、重篤な症状になる可能性があります。
●接種時期と回数
第一期:生後3ヶ月を過ぎてから、90ヶ月まで(7歳6ヶ月)の間に計4回接種します。
第一期の場合は、接種1回ごとの間隔を20日~56日開けなければなりません。
3回目接種が終了したらそこから6ヶ月以上の間隔を開けて、生後12ヶ月~18ヶ月の間に4回目を接種します。

第二期:11歳以上、13歳未満の間には二種混合のワクチンを接種します。
二期は1回接種になります。

BCG

赤ちゃん
よく知られている「はんこ注射」です。

注意点

結核にかかると風邪のような症状から始まり、呼吸困難などになることもあります。

毒素が全身にまわるとその他の臓器にも影響が出ることがあります。
●接種時期と回数
生後5ヶ月以降に接種可能で、生後1歳になるまでに1回接種します。

結核を予防するワクチンですが、赤ちゃんの結核は少ないようなので、四種混合を優先、合間にBCGといった感じで受けることをオススメします。

麻しん・風しん

麻しんワクチン、風しんワクチンを同時に接種できる二種混合のワクチンを接種するようになっています。

注意点

2007年頃に20代、30代の大人がかかり、大流行しました。

もともと、別々で受けなければならなかったために受けていない人が多かったことが原因に考えられます。

●接種時期と回数
生後12ヶ月から24ヶ月の間に1回、5歳以上、7歳未満の間(未就学時)に1回、計2回接種します。

予防接種を受ける重要性としては上位にありますので、時期を確認の上スケジュールを組んでもらうと良いと思います。

日本脳炎

日本脳炎は流行する時期がある病気です。

蚊を介して感染するため、夏、秋に流行します。

注意点

日本では予防接種があるおかげでこの病気にかかる子どもは大変少ないと言われています。

しかし、かかってしまうと治療の方法がないため、意識障害や麻痺が残るなど、重篤な後遺症が考えられます。

そのため接種重要度が高い予防接種だと言えます。

●接種時期と回数
第一期:生後6ヶ月から90ヶ月の間に計4回接種します。
接種1回ごとの間隔は6~28日(1~3回目まで)で、その後7ヶ月~12ヶ月間隔を開けて4回目を接種します。

第二期:9歳以上、13歳未満の間に1回接種します。

初期接種の時期が四種混合と重なるため、病気にかかる率が高いとされている四種混合を接種し終えてから、3歳~4歳の間に接種をすることが望ましいとされています。

Hib感染症

Vaccination
平成25年4月まではこの予防接種は任意接種でした。

注意点

この病気にかかると髄膜炎などの重篤な病気になる可能性が高いです。

菌を保有しているが、症状が出ていない場合も多くあり、目に見えない感染が考えらるためできるだけ感染を防ぎたいところです。

Hibワクチンの死亡例が数多く報告されたため2011年には一時接種中止されましたが、現在は安全性が確認され再開されています。

●接種時期と回数
生後2ヵ月以降から生後7ヵ月までの間に初回接種を始め、計4回接種します。

1~3回目:接種1回ごとの間隔は27~56日あける

4回目:3回目接種後7ヶ月~12ヶ月間隔をあける
生後2ヶ月から接種が可能なので、早めに接種してしまうことをオススメします。

小児肺炎球菌感染症

Hib感染症とほぼ同じ髄膜炎の原因となる細菌性の病気を予防できます。

注意点

髄膜炎は難聴や四肢麻痺などの後遺症もあるとのことなので、予防接種を行うことはとても重要です。

●接種時期と回数
生後2ヵ月以降から7ヵ月までの間に初回接種を始め、計4回接種します。

1~3回目:接種1回毎の間隔は27日以上あける

4回目:3回目接種後60日以上間隔をあける
生後2ヶ月から接種可能で、しかもHibワクチンと同じ種類のワクチンになるので、同時接種がオススメです。

ヒトパピローマウイルス感染症

悩んでいる女子中学生
子宮頸がんを予防するためのワクチンです。

女児の母なら一度は悩むこの病気の予防接種は、平成25年4月から定期接種になりました。

注意点

性行為を行う50%~80%の女性が子宮頸がんの原因とされるヒトパローマウィルスに感染すると言われているため、発症する恐れは十分にあるわけです。

子宮頸がんになるとひどい時は子宮摘出手術を行わなければならなくなる場合もあります。

しかし、予防接種をうけることで失神や慢性疼痛(痛みがが広範囲にわたる症例)が起こった事例もあり、国は積極的な予防接種への呼びかけをやめています。

定期接種を取りやめるといったものではありませんが、「保護者の責任のもと、リスクを理解した上での接種」ということを表しています。

保護者としては十分に理解した上で接種を考える必要があります。

●接種時期と回数
小学校6年生から高校1年生までに計3回の接種します。

ワクチンは2種類あるため、それぞれの種類で接種間隔が異なります。

サーバリックス:1回目の接種を行った1ヶ月後に2回目を、6ヶ月後に3回目を接種します。

ガーダシル:1回目の接種を行った2ヶ月後に2回目を、6ヶ月後に3回目を接種します。

水痘

平成26年10月1日より定期接種に入りました。

水疱を予防します。

集団生活で菌をもらってくる場合が多いため、保育園や幼稚園、小学校などに通っている子どもがかかりやすい病気です。

水疱は第二類感染症と言われ、これにかかったことがわかった時点で、蔓延を防ぐため保育園や幼稚園、小学校などは出席停止になります。

注意点

大人がなると子どもがかかるよりも重症化することが知られています。
(帯状疱疹と呼ばれています。)

そのため、できるだけ保育関係者や保護者は水疱の予防接種を受けているのかいないのかを調べておく必要があります。

●接種時期と回数
生後12ヶ月から生後36ヶ月になるまでの間に計2回接種をします。

1回目接種後、6ヶ月から12ヶ月経過したら2回目を接種します。

一度水疱になっている人は受ける必要がありません。

任意接種について知りたい方におすすめ

B型肝炎やロタウィルスなど任意接種の必要性や費用をご紹介!

予防接種の費用は?定期接種だけじゃない子供の任意接種の重要性

記事を書いた人

西村史子
子育て悩み相談専門カウンセラー
西村史子 (にしむら ふみこ)
ママの心を軽くするカウンセラー!これまで培った技術や経験を基に独自に開発した、上手な子どもとの関わり方を教えています。
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