赤ちゃんを時間をかけず上手に寝かしつけるコツ【0ヶ月~1歳】

前回「赤ちゃんを寝かしつける方法!子供が泣く理由とうまく寝かせるコツ」についてお話しましたが、さらに「子どもを抱っこして寝かしつけるまでにすごく時間がかかって疲れちゃう」というお悩みもよく聞きます。
これを解決するには子どもの眠気のサインを受け取り、タイミングをはかって寝かしつけに入ると疲れにくくなります。
寝かしつけるタイミングを掴む
みなさんは、いつも寝かしつけるときはどのような時間、またはタイミングで寝かしつけを行いますか?
- ○時になったら
- 昼食を食べたら
- お風呂に入ったら
など決まった時間に寝かしつけを始めることが多いのではないでしょうか?
社会性を養う(共に同じ時間を過ごすこと)ためにはこの方法は大事ですが、赤ちゃんの頃からこのような寝かしつけをするのは赤ちゃんにとって「ストレス」になりかねません。
子どもにはそれぞれに体内リズムがあり、それぞれに合った「眠たくなる時間」があるのでその時間に合わせて寝かしつけるとなんとスムーズに眠れることか…とびっくりされるママも多いです。
またこの時にママが「○時に寝かしつけなくちゃ!!」などと気を張ってしまったりイライラしてしまうと、余計に子どもは眠れなくなります。
寝かしつけるときの心得として最も必要なのは「安心感」ですからママがピリピリイライラしている状態では、子どもも寝付くことができないのは当然です。
そこで役にたつのが「子どもの眠気のサインを受け取る」ことです。
前回お邪魔したお友達のママは「眠くなる時間」つまり寝かしつけるタイミングをうまく掴んで寝かしつけを行っていたので、お子さんはす~っと眠りについていきました。
このタイミングを図るには子どもをよく観察することが必要です。
そして子どもの眠気のサインを受け取りそれに合わせて寝かしつけを行います。
年齢別に違う「眠気のサイン」とは?
0ヶ月~6ヶ月
ママのお腹の中から出てきてすぐの時期なので、とにかく赤ちゃんは外界に慣れることに必死です。
ぬくもりや暖かさを求めて、わけのわからない不安感に襲われて泣くこともしばしばあります。
この頃の泣き方は眠いのかミルクなのかおむつなのか…という判断がしにくいです。
この違いはお子さんそれぞれによって違うのでよく観察(見て・聴いて)をしてもらったらいいと思います。
ポイントはいつ・どのようにというところに目を向けて泣き方を観察していきましょう。
大体ミルクを飲んだ後は「ふにゃふにゃ」といった感じで緩やかな泣き方をし始めます。
ギャンギャン泣くようでしたら何かを訴えているので、ミルクまたはおむつの可能性が高いですね。
ぜひこの「ふにゃふにゃ」泣きを観察して「ふにゃふにゃ」泣きが出たら抱き上げて寝かしつけに入ると良いと思います。
6ヶ月~1歳
この時期になるとママも子育てに慣れ赤ちゃんは身体のリズムもついてきて、大体この時間に眠るな~お腹がすくな~などということがはっきりしてきます。
この時期も赤ちゃんは眠くなってくると「ふにゃふにゃ」泣きをします。
大体のお子さんが手足が暖かくなってくるのでわかりやすいでしょう。
しかしここですぐに寝かしつけに入るとしばらくグズグズが続くため「ふにゃふにゃ」泣きをし始めたらしばらく待ちましょう。
この時にあまりにもギャンギャン泣くようであれば、ママを呼んでいる証拠なのですぐ抱き上げてあげましょう。
しばらく「ふにゃふにゃ」泣きを続けた赤ちゃんはそのうち鼻で泣くような息遣いに変わったり、スピスピと音が聞こえる子どもも多いですね。
ここでやっと抱き上げてあげると良いでしょう。
※ギャンギャン泣くまで放っておくと返って寝かしつけが大変になるので見極めが大事です。
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