苦しい借金返済!債務整理したくない場合の解決方法とは?

女性の債務整理|夫に内緒で借金解決!元弁護士が勧める方法と影響
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債務整理をしなくて済むケース

債務整理をしなくていい3つのケース

十分な支払い能力がある

債務整理せずに借金返済するには、借金の十分な支払い能力があることが必要です。
支払い能力とは、収入金額から借金を返済していけるだけの能力のことです。

具体的に、支払い能力を簡単に計算する方法をご説明します。
まず、月々の収入から光熱費や携帯代、食費などの生活費や子供の学費などの支出を引いた金額を算出します。
この金額が、月々の借金返済に充てられる金額になります。

次に、銀行カードローンや消費者金融、クレジットカードなどの月々の借金返済額の合計を算出します。
そして、最初に算出した借金返済に充てる原資の金額から借金返済合計額を引きます。このとき、マイナスにならなければ何とか返済を継続していけるということになります。
反対に、借金返済に充てられる原資から借金返済額を引いたときにマイナスになる場合には、債務整理をした方が良いでしょう。

まとまったお金で返済出来る

収入から支出を引いた借金支払いの原資から借金返済額を引くとマイナスになってしまう場合でも、債務整理をしないで済む場合があります。
それは、まとまったお金が入ってくる見込みがあって、そこから借金返済出来る場合です。 たとえば実家の親など、家族からお金を貸してもらえたり援助してもらえる場合があります。 ご主人が会社を退職する場合に退職金が入ってきて、そのお金で借金を完済出来ることもあります。 このように、まとまったお金が入ってきて債権者へ借金返済が出来る場合にも、債務整理は不要になります。

借金の借り換え、おまとめローンの利用

借金返済が苦しい場合、借り換えやおまとめローンを上手に利用すれば、債務整理をせずに借金返済を継続出来る可能性があります。
借金の借り換えとは、今ある借金とは別の借金をして今あるローンを完済し、その後は新しい借金先に返済をしていく方法のこと。
おまとめローンとは、銀行等からまとまった金額の借入をして以前の複数の借金を完済して、その後は銀行等の新しい借金先だけに借金を一本化する方法です。

これらの借り換えやおまとめローンによって、以前の借入先より利息を抑えて返済計画を作り直すことにより、月々の返済額も抑えられ、借金返済が楽に続けていけることがあります。
借り換えやおまとめローンを上手に利用すれば借金問題があっても債務整理せずに解決することが出来るケースがあるのです。

ただし、おまとめローンの内容には落とし穴もあります。
おまとめローン利用の影響により、借金の限度額が上がって借金額が増えてしまったり、以前の借入先から再び借金することで借金が倍増してしまうケースもあります。
おまとめローンを利用しても、結局それなりに高い金利を支払わなければならないので、思ったほど返済が楽にならないこともあります。
また、会社員だけではなくパート・アルバイトなどで毎月安定した収入を得られている女性であればおまとめローンに申込めますが、無収入の専業主婦は申込む事ができません。
実際、おまとめローンを利用しても結局解決出来ずに債務整理する人も多いです。

よって、借金の借り換えやおまとめローンは、上手に使えば債務整理せずに借金を整理出来ますが、借金問題解決において万能ではなくデメリットもあることに注意が必要です。

記事執筆:元弁護士 福谷 陽子さん

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