キャロブの味はチョコレート!?美味しいスーパーフードの活用法

最旬スーパーフードとして話題の「キャロブ」とは、どんな味なのか、どんな効能があるのかなどを紹介。 日常生活で簡単に取り入れられるキャロブの簡単レシピや活用法にも注目です! キャロブを手に入れる方法もここからチェックできます。
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キャロブとは

NEXTスーパーフードとして注目されている「キャロブ」は、いなご豆という豆科の植物から作られている食品です。
豆に甘みがあるので、古代エジプトでは甘味料としても使われていました。
近年では、ベジタリアンやマクロビオティックのスイーツ材料として使われることが多く、栄養豊富でヘルシーな食品です。

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キャロブは主に地中海沿岸の国で栽培されており、日本では「パウダー」「チップ」などに加工されたものを購入することができます。
その中でも、豆のさやをローストしてパウダー状にした「キャロブパウダー」が最も多く販売されているので入手も簡単です。

どんな味がするの?

キャロブの味
キャロブは、チョコレートと良く似た独特の風味を持っています。
キャロブパウダーとココアパウダーを並べると、色合いが少し違うだけで見た目もそっくりです。
しかし、全く同じ風味や香りというわけではなく、キャロブ独特のほんのりした甘味があり、苦味はココアパウダーよりもマイルド。

ココアパウダーを少量のお湯に溶かして練ると強い苦味が出るので、多少なりとも砂糖が必要になりますが、キャロブパウダーをお湯に溶かしたものには自然な甘味があるので、他の糖分がなくても食べることができます。

スイーツ作りの材料に使用されることが多いのは、チョコのような香りと風味を加えると同時に糖分を控えることができるからなのです。
チョコレート風味の美味しいスイーツを食べながら糖質制限できるので、ダイエット用スイーツのレシピにも登場する機会が増えています。

キャロブの栄養と効能

キャロブの栄養と効果
キャロブはチョコの原料であるカカオ豆に比べてカロリーが低く、脂質をほとんど含んでいません。
カルシウム・鉄分・食物繊維が豊富なので、ダイエット用としてだけでなく健康食品にも利用されています。
カカオ豆にはカフェインが含まれていますが、キャロブには含まれていないので、妊娠中や小さな子供でも安心して食べることができます。
チョコ類に対してアレルギーを持つ人でもキャロブパウダーで作るスイーツなら安心。
カフェイン中毒の体質を持つ動物でも食べられるので、近年はペット用のスイーツ材料としても広く使われるようになりました。

また、キャロブには血糖値改善作用を持つピニトールという成分が含まれており、血糖値の上昇を抑える効果があります。
病気やダイエットなどでチョコ類を制限しているときの代替えとしてもおすすめです。

キャロブの使い方

キャロブの使い方
市販されているキャロブの中でおすすめなのは、純度が高く使いやすいキャロブパウダーです。
チョコレートチップのように加工した商品もありますが、必ずキャロブ以外に油脂類や糖類が入っています。
まずは、ヘルシーで使いやすいキャロブパウダーから始めてみましょう。

牛乳や豆乳に溶かす

キャロブパウダーを温めた牛乳や豆乳に溶かすだけで、ほんのり甘いココア風味の飲み物になります。
カフェインが入っていないので、寝る前にほっと一息つきたいときなどにもおすすめです。
少し甘味を足したいときは、メープルシロップを加えてみてください。
砂糖を加えても飲みやすいですが、血糖値が上がりづらい自然甘味料の方が太りづらくなります。

スイーツ作りの材料にする

ココアパウダーと同じ感覚で使えるので、幅広いスイーツ作りの材料に取り入れることができます。
ケーキやクッキーのお気に入りレシピにココアパウダー(純ココア)を使うときは、そのままキャロブパウダーに置き換えてみてください。
ココアのような香りと風味のある美味しいスイーツになります。

発色も良く、ココアスイーツそっくりの美しい茶褐色に焼き上がります。
グルテンフリーのヘルシーなスイーツレシピでもココアやチョコの代わりとして推奨されているので、カロリーや糖分が気になる人はぜひ試してみてください。

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また、近年人気のビーガン(完全菜食主義者)用スイーツにはキャロブパウダーを使ったレシピが豊富です。
牛乳と卵を使わず、豆乳や豆腐とキャロブパウダーに粉類を加えた基本の生地にメープルシロップや、はちみつなどの自然甘味料を加えると、ヘルシーに仕上げることができます。
グルテンフリーにしたいときは、小麦粉を使わず米粉で代用すると良いでしょう。
ケーキ類であれば、ナッツやキャロブチップをトッピングすると香ばしい仕上がりになります。

パン作りの材料にする

キャロブパウダーはパン作りにも活用できます。
手作りパンというと難しそうなイメージがありますが、ホームベーカリーで焼く普通の食パン材料としても使えるので簡単です。
1斤当たりの分量は、小麦粉280gに対してキャロブパウダー大さじ2杯程度。
糖分はメープルシロップやメープルシュガーの他、ミネラル豊富なてんさい糖もおすすめです。
ココア風の香りが漂う栄養豊富な食パンに焼き上がるので、自宅でパンを焼く機会が多い方は一度試してみてください。

記事を書いた人

主婦の『変わりたい』を叶える情報メディア、syufeel編集部です。
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