ココナッツオイルの力でアルツハイマー型認知症を予防・改善!
そもそも認知症とは?
認知症とは、何らかの原因で脳細胞が破壊された為に起こる、さまざまな障害によって日常生活に支障をきたす状態のことをいいます。
認知症の症状は人によって大きく違いますが、主に記憶障害(物忘れ)、見当識障害(ボケ)、言語障害、幻覚などが挙げられます。
- 脳梗塞や脳出血などの脳血管障害によるもの
- レビー小体型
- アルツハイマー型
このうちアルツハイマー型がもっとも多く、全患者の約7割を占めています。
アルツハイマー型認知症は最近、3型糖尿病とも呼ばれることも。
糖尿病は血糖値を調節するインスリンが正常に働かなくなることで起こる病気です。
アルツハイマーになると脳内でインスリンの働きが悪化し、ブドウ糖が行き渡らない為エネルギー不足になった脳細胞が死滅してしまうのです。
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どうしてココナッツオイルが認知症に効くの?
アルツハイマー型認知症が進む理由
人間の脳や体は主にブドウ糖をエネルギー源としています。
アルツハイマーになると脳の神経細胞でブドウ糖が使われなくなり、脳が「ガス欠」状態に。
その結果脳細胞が破壊されてしまうのです。
一度破壊された脳細胞が回復することはなく、脳はどんどん老化し認知症が進行してしまいます。
アルツハイマーの進行を食い止める「ケトン体」
ケトン体とは、脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足したり、何らかの理由で使えない状態のとき、ブドウ糖の代わりにエネルギーになる物質です。
アルツハイマー症は脳にブドウ糖が運ばれない状態。
そのため脳が飢餓状態になり、脳細胞が死滅してしまうのです。
ブドウ糖の代わりにケトン体を補給することで脳に栄養を行き渡らせ、脳細胞の破壊を食い止めることができます。
ココナッツオイルは中鎖脂肪酸が豊富
ケトン体は飽和脂肪酸の一種である中鎖脂肪酸が肝臓で分解されるときに合成される物質。
ココナッツオイルは自然食品の中で最も多く中鎖脂肪酸を含んでいます。
そのためココナッツオイルによる食事療法が注目されているのです。
ココナッツオイルだけで予防・改善は可能?
ブドウ糖とケトン体では、エネルギー源として代謝されるまでに要する時間が違います。
ケトン体の合成に3時間かかるのに対し、ブドウ糖は5分で血中に流れます。
このとき、血糖値を抑えるためにインスリンが分泌されるのですが、インスリンはケトン体の合成を阻害してしまいます。
ココナッツオイルでの認知症改善をより効果的にするためには、炭水化物の摂取を減らす糖質制限がおすすめなのです。
副作用は?どのくらいの期間で効果が出る?
ココナッツオイルは薬ではないので副作用はありませんが、吐き気や下痢、倦怠感などの好転反応が出る場合があります。
最初は様子を見ながら少量ずつ摂取するようにしましょう。
ケトン体は体内で合成されるとすぐに代謝されます。
そのため数時間で効果が出る人もいますし、効果を実感するまでに数週間から数ヶ月かかる人もいます。
ココナッツオイルによる認知症の改善は、薬による治療ではありません。
ゆっくりと体質を変えていくためのものだと考えて、長く続けることが大切です。
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効果的な使い方は?
飲み物に
コーヒーや緑茶など、お好みの飲み物に入れて飲むことができます。
いろいろな果物や野菜のスムージーに加えるのもおすすめ。
おすすめの料理法
雑誌「クロワッサン」でココナッツオイルを使ったレシピが掲載されていました。
今回syufeelスタッフがチェックした簡単レシピを紹介します。
マヨネーズは作り置きができ、フリッタータはフライパンひとつで作れるのでどちらも試しやすそうなレシピ。
直接食べるのいいですが、アレンジの一つとして取り入れてみて下さい。
摂取量はどのくらい?
一回の食事に大さじ1杯くらいが目安。
ケトン体は合成されるのに3時間ほどかかりますが、エネルギーとしてすぐに使われてしまいます。
体にためておくことはできないので、1日3回食事のたびに摂取することが大切です。
将来のためにも
認知症の中でもアルツハイマーは遺伝するといわれています。
また脳梗塞や脳卒中などの脳出血も認知症の原因に。
ココナッツオイルには血管障害を防ぐ効果もあるので、将来の認知症を予防するためにも、ぜひ生活に取り入れましょう。
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