主婦業に疲れた!大変な家事の仕事に助けを求める上手な甘え方
家事・育児はお休みがない?
家事労働はお給料に換算するとそこそこの収入になると言われます。
土日祝日も関係なく、休日はほとんどありません。
価値観の違いなどで夫に大変さを理解してもらえない場合は、やりきれない気持ちになったり、切なくなることもあるかもしれません。
子育てが加わると自分のペースで休憩を取ることが難しいので、より大変さを感じてしまうこともあるでしょう。
家事の好き嫌いもあるでしょうし、それぞれの家事・育児に対する考え方でも随分感じ方が変わってくるのだと思います。
周りの評価
お姑さん・ご近所さん・子どもの保護者関係・先生
周りにはいろいろな人たちがいます。
勝手に評価してくる人もいるかもしれません。
「できたお嫁さんね」「気が利く奥さんね」「優しくていいお母さんね」など、誰かがそう言われているのを聞くたびに、自分はまだ「ダメだ」と言われているような気がして、もっと頑張らなくてはと思ってしまうという方もいます。
でも、このように誰かの評価がほしくて頑張っていると悪循環に陥ってしまうことが多いです。
周りの評価でなく、「子どもの笑顔が嬉しいからつい頑張っちゃう」「料理が好きだから気合が入っちゃう」「夫が大切だからホッとできる空間を創りたいと思う」など、自分がしたいからするということを行動に移すと良い循環を創ります。
甘えるということ
自分が家事と育児で大変だったり、悩みがあったりしたとき、どうやって夫に伝えたら良いでしょうか。
夫との関係に限らず誰にでも助けを求めることがうまくできなかったり、甘えることが下手だったり甘え方がよくわからないという方も多いです。
これは幼いころからの習慣も大きいのかもしれません。
自分で何でも出来る子・手のかからない子だと言われ、甘えたくても我慢してしっかり者を演じてきた人もいるでしょう。
お姉ちゃんなんだから…と甘えられる側しか経験できなかった人もいるかもしれません。
長い間の習慣づいたものを変えるのは勇気が必要ですね。
甘えることが自然にできる人にはわからない大変さがあるものです。
そんなとき何から始めるか
最初は何でも勇気が必要です。
自分のできそうなことを選んでやってみましょう。
夫との価値観の違いで手伝ってとは言いづらくて、一人で頑張ってしまいがちな人はまず「しっかり者の奥さん」という自分の中に刷り込まれている思い込みを、少しずつ手放してみるのも一つの方法です。
何でもこなし、しっかりしていると言われる人の周りには、何もしない人が増えていきます。
これは自然の流れです。
自分を変えること
人に頼ってもいいのだということ・助けを求めても大丈夫だということ・出来なくても価値は変わらないということが実感でき、自分を変える事です。
周りが何もしないからイライラもするし、より一層自分の負担が増えて、さらに頑張る。
という悪循環が生まれます。
- やりすぎない
- 頑張りすぎない
- 自分が楽しく・楽になる方法を考えることに、エネルギーを注ぐ
しっかり者の奥さんを一生懸命やっている方はこれらを試してみましょう。
今までやってきたことを「やらないこと」もまた、簡単ではありません。
勇気を出して、自分が変わることから実験してみてください。
何らかの変化がみられるかもしれません。
感情を表現する
手伝ってほしい時、うまく伝えられず一人で必死にやるのはかえって逆効果です。
例えば「何時までにこれとこれとこれをやらなければいけないんだけど、一人では間に合いそうもないから、一緒にやってもらえると嬉しいんだけど、お願いできる?」という話し方です。
忙しい最中ではなく、座ってゆっくり話せるうちに話しておくと良いですね。
この時に相手が嫌そうな顔をしても冷静に話すことが必須条件です。
一言感情を乗せてみる
何かをしてくれた時にはすかさずありがとうだけでなく、嬉しい・助かる等、私がどう思うか・感じるかを一言添えてみましょう。
「お願い」と「ありがとう+感情一言」をセットで使って相手を認めつつ、感情を伝えましょう。
これは子どもに対しても同じことが言えると思います。
夫に甘えることがうまくできない時は
まず感情を伝えることを練習していきましょう。
「○○があって怖かったよ~」「○○でさみしかったよ~」「○○が出来なくて、へこんだ~」など、感情を乗せた言葉を伝えてみましょう。
出来事を話すだけではなく、それに感情を乗せた会話ができるとストレスも溜まりにくく、甘える練習にもなり一石二鳥です。
夫が甘えを受け取ってくれるか不安なときは、小出しにして様子をみて、大丈夫そうならもう少しというように段階を踏んで進むとよいかもしれませんね。
夫に直接「家事や育児を手伝ってほしい」とは言わなくても、自分が少し変わることで知らないうちに夫が手を出してくれることが増えていくかもしれません。
そして、忙しい毎日の中でも心からホッとできる時間を少しだけでも確保していきましょう。
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