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【立ち会い出産での旦那の心得】産前に父性を育てる方法とは?

近年では、立ち会い出産を希望する夫婦も多くなりました。
立ち会い出産は、赤ちゃん誕生という感動のシーンを一緒に迎える、いわば夫婦の共同作業。
夫側にとっては父親としての自覚が育つメリットもありますが、同時にトラウマになってしまうデメリットの可能性もあります。
産後に良い夫婦関係を築いていくためにも、ふたりのものとして出産に取り組みましょう。

立ち会い出産の現実

夫のトラウマ

現在では日本でも立ち会い出産をさせてくれる病院がたくさんあります。
しかし、男性は何をしていいのか分からずに、ただそばにいるだけという姿がよく見られるのが現状。
産んだ奥さんだけでなく、お産に立ち会った旦那さんの方もショックを受けトラウマとなり、血が怖くなってしまったり、セックスレスになってしまったりと、産後の夫婦生活が難しくなってしまうケースもよく聞きます。

夫は、特に事前の準備をせずに突然出産を迎え、ただ陣痛室・分娩室にいるだけとなると、気持ちのうえで男女間に温度差ができてしまうことが少なくありません。
夫婦共に、積極的にどのように出産に取り組むかということを知らなければ、ただ受け身の姿勢で、自分たちが主役であることを忘れ、医療従事者のサポートばかりを当てにしてしまいます。
そうなると、ご主人に対して「役立たず!」と叫んでしまったり、産後に「あのとき何にもしてくれなかった」という思いを抱えるようになったりします。

出産のような動物的・本能的な瞬間は、女性ならではの経験です。
妻がそれを経験しているときに、寄り添いの技術を学んでいなければ、夫側はやっぱり立ち尽くすしかありません。
夫婦共にしっかりと準備できていない立ち会い出産では、妻は夫に腹が立ったり頼りなく見えてしまうなど、夫婦関係にヒビが入る可能性もあり得るのです。
このようにバーストラウマというのは、子どもの体験だけにいえるものではなく、両親が抱えることもあるわけです。

「ヒプノ赤ちゃん」の立ち会い出産

夫の勉強

立ち会い出産で良好な夫婦関係を築けるように、「ヒプノ赤ちゃん」のメソッドでは夫側にもしっかりと勉強してもらいます。
旦那さんに学んでもらうのは、妻に寄り添うとはどういうことか、分娩の過程に入り陣痛が始まった妻に対してどんなサポートが出来るのかなど。
パートナーと一緒に出産していくという方法なので、自分も本当に出産に参加しているというスタンスで立ち会ってもらえるのです。

愛の結晶としたお腹に赤ちゃんが宿り、その結果として新しい命が誕生するという出産の瞬間を、両親が一緒になって迎えるという意識を持つ訓練をします。
この妻に寄り添う訓練を行うことで、どんどん大きくなる妻のお腹に違和感を覚えることや、生々しい出産の現実を見てトラウマを抱えることも避けられます。
また、出産を大きな美として見つめられる目を持てるようにもなるでしょう。

「立ち会い出産をしてから、嫁を女性として見られなくなった」などと言う男性もいますが、そういう方は感性が足りないといっても過言ではありません。
つまりは、出産の取り組み方・関わり方が足りないのです。
本当の美、本当の愛という瞬間を味わえるかどうかは、出産の関わり方によって全く違ってきます。

女性の中にも、「恥ずかしいから分娩シーンは旦那さんに見られたくない」という人もいます。
妊娠・出産は羞恥心を遥かに超えた、二人の愛を育んでいくチャンスです。
このような心理は、愛を失う恐れ、嫌われたくないという恐れからきています。それに気づき、両親は自身の幼少期の心の傷跡(インナーチャイルド)を癒す機会にもなります。
自分のお腹が大きくなることを誇りに思い、これを美として捉えられるようになりましょう。
出産は、夫婦の感性を磨かせてもらえる良い機会でもあるのです。

父性を育てる「胎話法」とは

父性を育てる

ヒプノ赤ちゃんでは、妊婦さんに対して普通の胎教ではなく「胎話法」というものを行います。
催眠状態に入り、楽園のようなところでお腹の赤ちゃんと対話をする方法です。

女性はお腹が大きくなってきて体も心もだんだんとママになっていきますが、男性はなかなかパパとしての実感がわきにくいもの。
パパとしての実感がないまま出産に立ち会い、人格が変わったような奥さんの姿を目の当たりにするため、夫婦仲に悪影響が出てしまうのです。

そこで、「胎話法」を旦那さんにも実践してもらいます。
潜在意識の中で、自分の子どもと「胎話」してもらうことよって、赤ちゃんの存在にとてもリアリティが増してくるのです。

胎話法の成功例

実際に旦那さんが「胎話法」を行い、成功した例を紹介します。

奥さんが妊娠中の男性で、「お腹の子が、僕の決めた名前を気に入っているか確認したい」という方がいました。
そこで、奥さんのお腹の中に入って赤ちゃんと対峙したてもらい、「パパは君の名前、こんなふうに決めたんだ。この名前気に入ってくれる?」と質問してもらったのです。
すると赤ちゃんが、「その名前私大好き。パパ、ありがとう」と言ったそうです。
さらに、セラピストが誘導したわけでもないのに、「その子がタタタと走ってきてぴょんとジャンプし、自分にしがみついてきた」とうれしそうに話してくれました。

それまでは実感が得られなかったものの、「パパ大好き」と抱きしめられた瞬間に、生まれる前からものすごく愛情がわいてきて、父性が育ったわけです。
そのような子どもは、深い魂同士のつながりを持って生まれてきます。そして、いざ誕生したときには「やっと会えたね」と心から思えて、受け入れ体制が万全になっているのです。

胎話法により、生まれてから徐々に父親になっていくのではなく、母親と同じように生まれる前から子供を受け入れる準備が整っていきます。
出産は妻だけのものではなく自分たちのものである、父親になるということは人生を変えるようなすばらしい経験であるということを理解している男性は、立ち会い出産においてとても重要な役割を果たしてくれることでしょう。
出産後も、親となっていくことに男女間で温度差がなく、最初から呼吸を合わせて育児に取り組めるようになります。

全国に広がるヒプノ赤ちゃん

ヒプノ赤ちゃん
特に提携をしているわけではないですが、ヒプノ赤ちゃんメソッドを取り入れた方法での出産が可能な助産院や病院も増えてきています。
ヒプノのメソッドを学んだ妊婦さんやご家族が、「催眠出産を用いて出産したい」と助産院やクリニックに徐々に相談に行くようにもなりました。
もちろん、うちでは出来ないと断られる場合もありますが、ほとんどのところが受け入れてくれています。
今は特に提携はしていませんが、受け入れ可能なクリニックの情報提供やご紹介はできますし、今後は提携も考えていく予定です。
ヒプノを取り入れた出産での産院を選ぶときは、なるべく自然出産で、精神的な部分にとても重きをおいて診てくれるクリニックを選ぶと良いでしょう。

最近は、ヒプノ赤ちゃんメソッドでのお産を受け入れてくれているところが全国各地にたくさん増えてきたことで、北海道から沖縄までヒプノで出産した人がたくさんいます。
ヒプノ赤ちゃんメソッドでの出産は、実はスカイプでもできるのです。
つまり、日本に限らずそれこそ世界中どこにいてもできるので、ドイツやフランス、タイやアメリカなどにも経験者がいるほどです。

ヒプノ赤ちゃんメソッドがもっともっと広がっていけば、女性だけでなく男性のほうにもよい影響があり、すばらしい出産が迎えられる夫婦が増えていきます。
親の準備が整ったところで赤ちゃんが生まれてくると、無駄にトラウマを作ることもありません。
お互いの人生の中で影響し合いながら、お互いを育む関係を作る手伝いをしていくのがヒプノセラピーです。
その根底には、「未来を担う子どもたちのために健全で健康的な社会づくりをする」という考えがあるのです。

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