syufeel > 記事一覧 > 健康 > 辛い湿疹の原因とは?種類別の症状や大人と子供の違いを知ろう!

辛い湿疹の原因とは?種類別の症状や大人と子供の違いを知ろう!

湿疹 原因
全身どの部位にも現れることのある湿疹。
赤くブツブツしたものや白い粉をふいたようなもの、強いかゆみのあるものやヒリヒリと痛むものなど、湿疹の症状や原因はさまざまあります。
つらい湿疹を繰り返さないためにも、湿疹が現れる原因を避けて慢性化や再発を予防しましょう。

スポンサーリンク

湿疹とは

湿疹 原因

湿疹とは皮膚の表面に現れる炎症などの皮膚疾患のことで、主にブツブツとした赤い発疹や、水泡などができます。
かゆみを伴い、かいてしまうと水泡が破れて膿が出るので、皮膚表面がジクジクとした潰瘍(かいよう)の状態になり症状が悪化してしまいます。
これらを繰り返すことにより皮膚は厚くなり、数日間から数週間の経過で治癒に向かいます。その頃にはかさぶたになっていることがほとんど。
湿疹は、初期に治療を受ければ悪化を防ぐことができて完治も早いので、皮膚科を受診して適切な治療法と薬を処方してもらいましょう。

湿疹の原因

湿疹が出る原因は、外部からの皮膚への刺激によるものや、体の内部の免疫力低下や体質によるものなどさまざまです。
皮膚を正常に保つバリア機能を低下させてしまうことも、皮膚への刺激を受けやすい環境を作る要因に。
湿疹の主な原因と、種類や症状を紹介します。

刺激性物質

刺激性のある物質に触れると「かぶれ」と呼ばれている「接触性皮膚炎」を起こします。
毒性のある昆虫や植物に接触したり、洗剤や石鹸などに含まれる酸やアルカリ、化学物質など、刺激の強い物質に触れたりすることが原因です。
刺激性物質が触れた部分にだけ湿疹が現れ、ヒリヒリと傷んだり赤く腫れたり、かゆみを伴ったりすることがあり、「刺激性皮膚炎」と呼ばれることも。
「オムツ皮膚炎」と呼ばれる赤ちゃんのオムツかぶれも、おしっこやウンチの尿素や酵素、雑菌などが刺激となり発生する接触性皮膚炎です。

皮膚の乾燥

乾燥により皮膚表面の潤いを守るためのバリア機能が低下し、角質層が剥がれてしまうことが原因です。
「乾皮症」「乾燥性皮膚炎」「皮脂欠乏性皮膚炎」などと呼ばれ、皮脂や細胞間脂質(セラミド)の分泌量が低下する高齢者に多く見られますが、洗い過ぎが原因の若い世代にも見られます。
ボディソープやハンドソープの使い過ぎや、こすり洗いが強すぎることが原因の場合も。
空調設備により乾燥した室内で長時間過ごすことも、皮膚が乾燥する原因になります。
症状は、乾燥により皮膚表面がカサカサになり、白い粉をふいたように真っ白になるなどです。
かゆみを伴い、ひび割れや痛みを感じることもあります。

皮脂の過剰分泌

皮脂の分泌量が多い頭皮や鼻の周り、耳の後ろ側に起こりやすく、主な原因は皮脂腺が詰まってしまうこと。
「脂漏性皮膚炎」と呼ばれ、毛穴が未発達で皮脂が詰まりやすい生後3か月頃までの赤ちゃんや、男性ホルモンの影響で皮脂の分泌量が多い大人の男性に起こりやすい湿疹です。
ホルモンバランスの乱れにより男性ホルモンの分必量が増えると、女性でも起こりやすくなります。
かゆみと皮膚の炎症や荒れがあり、赤ちゃんの場合はかさぶたのように固まることが多く、大人の場合はフケのように皮膚が薄く剥がれることも。
また大人の場合は皮脂腺の詰まりの他にも、皮脂をエサとするカビ菌が原因の可能性もあります。

ストレス

精神的に負担を感じるとストレスとなり、体は皮膚疾患の症状を出してSOSを発信する場合があります。
新しい環境に慣れるまでの緊張や、疲労を溜めてしまうこともストレスの原因。
ストレスにより自律神経が乱れ、ホルモンバランスが乱れてしまうと、皮膚の新陳代謝や免疫力が正常に機能しなくなり、皮膚への刺激を受けやすくなってしまいます。

汗をかきやすい部位に現れる「あせも」と呼ばれる湿疹は、皮膚の中に汗が溜まり汗腺が詰まってしまうことが原因です。
赤いブツブツとした湿疹が現れ、かゆみを伴うことがほとんど。
主に汗をかきやすく溜まりやすい部位の、頭部・首・脇の下・肘や膝の裏側・足の付け根などに現れます。

アレルギー

「アレルギー性皮膚炎」と呼ばれ、特定の物質に対してアレルギーを持つ人にのみ現れる湿疹。
原因物質に接触すると、赤みを帯びた湿疹や腫れるような皮膚症状が現れ、接触した部分を超えて広がります。
アレルギー反応を起こす原因物質は人それぞれに異なり、植物や金属、化粧品やシャンプー、湿布などの外用薬などさまざま。
毒性のないものに対して湿疹が出た場合、この過剰な免疫反応によって起こるアレルギー性皮膚炎が疑われます。

アトピー性皮膚炎

かゆみを伴う湿疹が現れて症状の改善と悪化を繰り返し、アレルギー体質である場合には、アトピー性皮膚炎が原因のことも。
アトピー性皮膚炎の場合は「IgE抗体」という免疫物質を体内で作りやすい体質を持っていることが特徴です。

湿疹と蕁麻疹(じんましん)の違い

湿疹 大人と子どもの違い

湿疹の場合は、かゆみを伴った赤いブツブツが体の一部に現れ、水泡になったり膿を持ったりと症状が悪化することもあり、完治までには数日間から数週間かかることも。
一方蕁麻疹は、全身または体の一部にかゆみを伴った赤い膨らみが現れますが、皮膚表面に現れた膨らみは一過性で悪化することはなく、数十分から数時間の短時間で消失していきます。
蕁麻疹の原因は食べ物が多く、アレルギーと関係していると考えられています。
アレルギー反応により体内で放出されたヒスタミンが、血管を拡張させ神経を刺激するために皮膚の腫れとかゆみの症状が現れます。

子供に出やすい湿疹

子供は皮膚のバリア機能が未発達なので、肌に刺激を受けやすく、刺激物質によるかぶれなどの湿疹が出やすくなります。
また大人と同じ数の汗腺があるので、あせもが出やすく、かきむしった傷口から別の感染症にかかってしまうことも。
消化機能も未発達なため食物アレルギーも出やすく、成長とともにアレルゲンが変化するので、アレルギー検査の結果とは異なっている場合もあります。

スポンサーリンク

大人に出やすい湿疹

ストレスを受ける機会が多く疲労を溜めてしまうことの多い大人は、「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」や「単純ヘルペス」などの皮膚病に注意しましょう。
帯状疱疹は体内に潜伏していた水痘(水ぼうそう)ウイルスが原因で発症し、単純ヘルペスは単純ヘルペスウイルスが原因で発症します。
どちらもウイルスに感染して起こる感染症で、過労やストレスにより免疫力が落ち、体が弱っているときに起こりやすい病気です。
帯状疱疹の症状は痛みから始まることが多く、そこに赤いブツブツが現れ水泡になり帯状に広がっていきます。
多くが胸部や腹部や背中にかけての体の片側だけに現れます。
単純ヘルペスは主に口の周りに水泡ができ、痛がゆく皮膚の不快感があります。

主婦特有の湿疹とは

湿疹 主婦

食事の支度や食器洗いや洗濯など、水仕事を毎日、長時間行う主婦に多くみられる湿疹を「主婦湿疹」と呼びます。
主婦湿疹は手だけに症状が出ることが特徴で、よく使う利き手の指から始まります。
初期の症状は手指の肌が乾燥し、かゆみがあったり皮がむけたりします。
次第に手のひらや甲まで手の全体に広がり、赤い発疹が現れ、皮膚が切れてしまうあかぎれの状態になり、ジクジクと膿んでしまうことも。
かゆみと痛みが強くなり、水や洗剤が傷口にしみて日常生活に支障が出るほどに悪化してしまうこともあります。

主婦湿疹の原因

主婦が毎日、長時間行う水仕事には、手肌の潤いを保つためのバリア機能を低下させてしまう要因がたくさんあります。
食器洗いに使う食器用洗剤に入っている成分には、油汚れを分解し取り除く力があり、手の皮脂も簡単に取り除いてしまうほど強力。
すすぎ洗いをする時に使うお湯は、毛穴を開き肌のバリア機能を低下させ、皮脂を落としやすい状態にしてしまいます。
睡眠不足や疲労、ストレスを溜めてしまうことも自律神経やホルモンバランスを乱し、主婦湿疹の原因となります。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
この記事が参考になったら、シェアをお願いします。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加