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中学受験での母親の役割とは?子供のサポート方法を専門家が伝授

母親ができる中学受験のサポート

子供のサポート方法

日々中学受験に向けて勉強をがんばっている子どもたちは、母親に「頑張ってるね」と褒めてほしいし、「あなたが頑張っていて嬉しい」と喜んでほしいし、いつでも母親の笑顔を見たいと思っているものです。
逆に言えばいつでも母親の顔色が気になっていると言ってもいいかもしれません。
勉強をする親子
また、言葉にならない子どもの思いを聞いてあげることも大切です。
例えば子どもが直接父親には言いづらいことを、「じゃあ、パパにはママから言ってあげようか?」と代弁してあげるなど、父親の協力を得るきっかけを作ってあげることも、母親にしかできないサポートの一つです。
お子さんの様子を近くでしっかりと見て、その変化にいち早く気づいてあげる事ができればとても良いですね。

周りの力を借りる方法

中学受験を目指して進学塾に通い始めると、塾の先生やチューター、事務員さんなど子どもに関わる大人が増えていきます。
その大人たちに我が子の説明をする機会があれば、短所ではなく長所をきちんと伝えていただくことが、結果的に学習効果を高め、周りの力を借りる第一歩となります。

家族の中で、子どものことを一番よく知っているのは母親だと思います。
よく見えているからこそ、自分の子どもについて話すときには、至らないところや弱点を口にしやすくなってしまいます。
しかし、周囲の力を借りたいのであれば、弱点の話は抑えるようにしましょう。

なぜなら、子どもの長所を伝えれば、塾の先生は「じゃあ、その長所をどう伸ばそうか?こんなことができるんじゃないか?」と考えることができますが、短所だけを聞いてしまっていると「この子は落ち着きが無いってお母さんが言ってたけど、やっぱりダメだなぁ。集中力がないし。」となって、どう伸ばしていくのかと考えるきっかけすらも生まれません。
塾の講師陣やスタッフのみなさんにとっては、長所をたくさん教えてくれる母親と一緒にチームを組む方が上手くいきやすいと感じるものなのです。

中学受験での母親の役割

サポート範囲を考える

子どもができる事
母親は、いつでも「子どもを見守り応援する立場」であってほしいと思います。
子どもの希望や不安を理解して、いずれは自分一人で勉強できるようになることを目標に、徐々に手を離していくような関わり方を心掛けていただければと思います。
よく「中学受験は、親と子の二人三脚」という言われ方もしますが、その言葉でそのまま受け止めてご自身の行動や考え方を縛ってしまわないようにしてください。
あくまで、子どもが自分一人で立って歩いていく、それをそばでサポートするイメージを持つようにするといいでしょう。

そうは言っても、放っておいて何かがどんどんできるようになる子どもがいないのも確かです。
だから、最初の段階では
「授業の前にはノートやテキストを準備する」
「終わったら復習をする」
「プリントが配られたらファイリングする」

などを一緒に行い、勉強を効率よく進めるための技術を教えてあげましょう。
そしてその後、徐々に子ども一人でもできるように促してあげることが大事だと思います。

学習計画を立てる

勉強スケジュール
受験勉強においては日々のスケジューリングがとても重要になります。
子どもは、今日1日や、良くて今週一週間レベルでしかスケジュールを気にしていないことがほとんど。
一緒に学習計画を立ててあげて、来週以降、来月、再来月の予定も意識できるようにしてあげましょう。

具体的には、カレンダーを3つ準備して、常に3ヶ月分の予定が見えるようにしておくという方法がおすすめです。
学習塾や模試の予定といった先々のことを書いておいて、どの時期に何をやるのかを見えるようにしてあげてください。

体調管理をする

体調を崩す子ども
体調管理も母親の大切な役割のひとつです。
体力的な疲れの度合いと、心の疲れの度合いをよく見てあげて、うまく行っていないなと思ったときは調整してあげましょう。
母親がお子さんの体調や気持ちの浮き沈みをしっかり把握しているご家庭は家庭学習だけではなく中学受験結果そのものも上手くいっているケースが多いといえます。

子供との距離感をチェックしよう

母親と子供の距離感

子どもと自分の距離感が子どもの学習を妨げていないかどうかをチェックしてみましょう。
性別や性格的な共通点の有無によっても学習効果を高める距離感は違って来ますし、適切な距離感をしっかりと自覚していないことで子どもの変化や取るべき対応に気づかないといったことも起こります。

例えば子どもが女の子の場合、同性であるため母親は「自分は娘を理解できている」と思い込みがち。
そのような思いから、あれこれ生活面や学習方法などに口を出したり、本人の意見をきちんと聞かずに自分の考えを押し付けてしまったりする場合があります。

母娘の性格やタイプが似通っている場合、娘としては、母親は自分のことを分かってくれているという安心感を抱く一方、その裏返しとして、「自分と性格的に一緒のところが多くて、母親がうっとうしい」と思ってしまうこともあります。
困っている子ども
また、母娘のタイプが異なる場合は、娘からすると、母親が自分と違う考え方を一方的に押し付けてくるばかりで、自分のことを何もわかってくれないという寂しさといらだちを募らせることとなります。

そうした事情から、今までは母親の言うことに素直にしたがっていたように見えていた女の子が、反抗期に入って手が付けられないほどに荒れるケースも少なくありません。
ですから、「言わなくてもわかるでしょ!」といった関わりを続けるのではなく、同性だからこそ、1人の人格として認めたうえできちんと話を聞き、きちんと意見を伝えるようにしたいものです。

逆に息子の場合、母親は「そもそも異性なので、よくわからない」と感じていることが多いため、比較的しっかりと子どもの考えを聞いてあげるか、最初から「言ってもどうせ聞かないし」と本人任せにする傾向にあるようです。
その結果として、学習を効果的にサポートできたり、子どもが自分なりに考えて勉強できたりする反面、女の子よりも男の子の方が母親べったりになったり、自分に甘い子が多いようです。
いずれの場合も反抗期、すなわち自立心が強く芽生える時期になると、母親にとっては子どもが急に手の届かないところに行ってしまうような気持ちになりがちです。

父親と子供の距離感

母親は、子育てと中学受験を支えるパートナーとして、夫と子どもの距離感を冷静に見てあげることも大切な役割です。

父親は娘に対して、どう接していいかわからないことが多いようで、少し冷静になれる側面もあります。
例えば唐突に怒鳴りつけたり、感情的に叱りつけたりするといったことは、対息子に比べると少ないようですが、逆に溺愛し過ぎるあまり、せっかく頑張って勉強を応援しようとしている母親と子どもの計画を「無理させるな!」の一言で壊してしまうケースもあるので注意が必要です。
やり方を押し付ける父親
父親が息子に対してよくやってしまうことは、「パパはこれで出来たんだから、お前にも出来るはずだ」というような、成功談を根拠にした自慢半分のアドバイスです。
子どもに対しての根拠の無い信頼や愛情はとても大切なのですが、「自分がそうやってきたから」という理屈が伴わないやり方を言っても、それは「押しつけ」になってしまいます。
父親にこのような傾向が見られたときは、「あの子とあなたは別の人間なんだから、あの伝え方だとプレッシャーになっちゃうよ」と伝え、客観的な立場で距離感を見つめなおすきっかけを渡すようにするといいですね。

家庭内で心掛けるべきこととは?

中学受験生の母親として日常生活で心掛けるべきもっとも重要なことは、生活のリズムを守ることです。
家族みんながそれぞれに決まった時間に起きて、それぞれに決まった時間に寝るようにし、家庭内の時間を安定させてあげることが望ましいでしょう。
子どもが学習をスケジュール通りの時間でやろうとしても、家族がそれぞれ無計画でバラバラの時間で生活していると、学習方法に対して混乱したり、このやり方でやらなくてもいいんじゃないかと思ってしまう可能性も否定できません。

また、母親自身が健康を害したりストレスを抱えたりしてしまっては、子どもにとってももちろんマイナスになってしまいます。
子どもだけでなく、母親も無理をし過ぎないようにすることも大切です。

中学受験を成功させる母親・失敗させる母親

失敗を恐れる母親
物事をポジティブに考えることが得意な母親の子どもは、受験で成功すると言っても過言ではありません。
逆にネガティブな方は、何かあったときに悪い方に考え、それを言葉に出してしまう事がとても多いようです。
「どうせ失敗するわよ」
「この前みたいにテストでまたミスするんでしょう?」

など、マイナスの感情を子どもにぶつけてしまう場合は、いくら子どもががんばってもうまくいきません。
物事を冷静に客観的に捉え、もし感情的になったとしても一度落ち着いてから言動に移せる親であって欲しいと思います。

また、自分自身に余裕がない状態で受験生の応援をするのは、当然ですがなかなか難しいものです。
中学受験に向かう数年間は、わが子の失敗を突き付けられて、精神的に辛く感じる機会ももちろん多々あります。
例えば進学塾の復習テストや公開テストで中々結果を残すことができない時期があったとします。

母親として子どもの痛みを強く感じとり、「失敗したらかわいそう」と強く思ってしまい、結果的に子どもではなく母親が、子どもがテストを受けに行くことを怖がってしまうことすらあるのです。
そしてその不安感、恐怖心が、子どもの失敗を目にしたときに怒りに変わって、自分でもそうしたくはないのにひどく罵ったり、長時間にわたって責めつづけたりといった親としての失敗をさらに招くこととなります。

心を落ち着けて子どもと中学受験に取り組むためには、例えば子どもが小学校に行っている時間にいったん気持ちをリセットして、落ち着いて方針を見なおしてみるといった、自らに余裕をもたせるような行動が必要になってきます。
そうして毎日毎日を1回ずつリセットしていけると、子どもに良い形で関わっていけると思います。

母親自身の人生を考えよう

母親として子どものためだけに生きすぎないことも大事です。
子どもではなく、自分自身が頑張っていることやのめり込めること、自信の持てることがあるかどうかを考えてみてください。
子どもの中学受験が私の全て、何を投げ打ってでも全てを子どもの時間に捧げる!という母親ではなくて、自分の時間をポジティブに生きた上で子どもの受験を冷静に手伝っているご家庭や、家族一人ひとりが自分に自信を持っている中で、力を生かしあっているご家庭は、本当に強いですし、いい受験をしています。

受験をかんばる家族
中学受験をしてみようと考えているご家庭には、それぞれ理想や憧れがあると思いますし、ご家庭それぞれに得たい結果やその価値はそれぞれちがうと思います。
今までのご家庭での家族全員の過ごし方の延長で手に入る環境を中学受験の後も望まれるのであれば、これまでどおりの生活や親子関係のままで、しっかりと合格を見据えて受験勉強に取り組んでいただければと思います。

しかし、今までの生活の延長線上に無いような環境を、中学受験を経て手にしたいと考えていらっしゃるのであれば、例えば、今の成績では難しくても最難関の中学に合格するんだと考えるのであれば、「家族全員の生活が変わっていくんだ」という自覚を持っていただく必要があります。

そして、「家族の誰かが頑張ればいい」という考えではなく、「家族の一人ひとりが全員それぞれに頑張るんだ!」という考えを持っていただきたいとおもいます。
家族一人ひとりが自分の役割を果たしていこうと思うからこそ、受験を始める前には子どもと一緒に学習計画を立てるのです。

なぜ頑張りたいのかを、「子どものため」という言葉で片付けてはいけません。
「我が子の受験にはこういう意味があるんだから、自分も頑張ろう」
というように、保護者自身が「自分の流儀」を持って受験に挑戦しましょう。

syufeelスタッフからのメッセージ

子供の中学受験に失敗しないために

受験勉強を頑張る子供を支えるために、親の力が発揮できる1つに『情報収集』があります。

子供は勉強に専念させ、親は塾の特徴やノウハウ、受験に関する最新情報など成績に直結することや、子供をどの様に支えていくかなどの支援に関することまで、合格に役立つこと情報にアンテナを張り巡らせましょう。

小川大介先生が所属する「中学受験情報局『かしこい塾の使い方』」では、中学受験に役立つ無料のメールマガジンを発行しています。
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